Rafale-X RDA by Uwell

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「Fast○ech絡みの記事ばかりで辟易しています」「1年に1回くらいは電子タバコ(VAPE)のレビューっぽい記事もアップしてください」と担当者から言われたわけではありませんが、今日はRafale-X RDAの紹介をしてみようと思います。

Rafale-X RDA。読み方は「らふぁーる えっくす あーるでぃーえー」ですかね。種類はそのまんまRDA(リビルダブル・ドリッピング・アトマイザー)です。ブランドはUwell(ゆーうぇる)。Crown Subtankで有名な会社です。

Rafaleはフランス語で「疾風」などを意味する単語。フランスのダッソー社の戦闘機の名前にも採用されております。でもUwellのオフィスは(表向き)アメリカだし作っているのは(多分)中国だしでフランスとは何の関係もないかと。

Rafale-X RDAのスペック:

  • 本体重量: 46.5g
  • 材質: ステンレス
  • サイズ: 直径24mm、高さ43mm

購入はイギリスのVAPE CLUBさんからです。注文した時は21.99ポンドに送料でした。僕の場合の話ですがVAPE機材を買うのにストアの基準が英ポンド(GBP)だと分かった瞬間に躊躇うことが多いです。まあ半分勝手なイメージなのですが例えば米ドルで50ドルのアトマイザーがあっちでは50ポンドの印象。為替レートを考えると「うーん」となってしまいます。なのに何故今回Rafale-X RDAをVAPE CLUBさんから?と思われるのはもっともでございます。まあ理由はいくつかありますが、簡単に言えば「購入予定だったストアのRafale-X RDAの入荷が延びに延びたのでしびれを切らし、過去に何度か購入経験のあるストアでRafale-X RDAの在庫のある中から信用できるストアを選んだ」です。

VAPE CLUBさんの印象は今のところとても良いです。発送は迅速だしイギリスのロイヤルメールも優秀です。今回届くまでの話は別のとこで書いててダブってしまうのでご興味があればチラ見してください。

裏話というほどではないのですが実は1年以上前にVAPE CLUBさんからオファーをいただいたことがあったんですよね。まあいつものように逸らかすような返信をしたわけですが(笑)。でもこれで借りは返したことにして頂きましょう(借りも義理も全くありませんが)。

 

ということで前置きが長くなりましたが写真を交えながらRafale-X RDAを順を追って紹介していきます。まずはRafale-X RDAのパッケージから。

Rafale-X RDAのパッケージ

スチールっぽい缶のパッケージです。紅茶の葉っぱでも入っていそうな雰囲気ですね。届いたときは蓋が外れないように周りがセロハンテープのようなものでグルっと巻かれていました。

 

Rafale-X RDAのパッケージサイズ
分かりにくい比較で申し訳ないのですがパッケージの筒はDajuiceの120mlボトルと似た大きさです。数字で言うと高さ84mm、直径52mmほど。

 

Rafale-X RDAのパッケージの蓋

Rafale-X RDAのパッケージの蓋の裏には正規品(オーセンティック)であることを確認するためのコードが書かれたシールが貼り付けられています。確認? しておりません(笑)。

 

Rafale-X RDAのパッケージ内容

Rafale-X RDAのパッケージ内容。下に一覧にして書いておきます。

  • しっかりとした緩衝材に包まれたRafale-X RDA本体
  • 予備のOリング(Rafale-X RDA本体用とドリップチップ用)
  • 予備のネジ
  • スクリュードライバー
  • 説明書
  • 注意書きの紙
  • どこに貼ればいいか迷うステッカー

 

さてここからRafale-X RDA本体を見ていきます。

Rafale-X RDA

Rafale-X RDAのカラーバリエーションはステンレスそのままのとブラックのとで計2種類。今回購入したのは見ての通りのブラックバージョンです。スタイルは格好良いとも思わないし格好悪いとも思わない。主観で言えば10点満点で5.5点くらい。

Rafale-X RDAの作りに関して言えば全体的に良い方だと思います。バリや金属加工時の小片も見当たらずオイル臭も自分は感じませんでした。手を切ってしまいそうなエッジもなし。各パーツが堅すぎて分解するのに一苦労ということもなかったです。緩すぎず堅すぎず。

 

Rafale-X RDAを分解

Rafale-X RDAはビルドデッキとトップキャップ一体型のスリーブとの2ピース構造です。存在感の大きいドリップチップも入れて3ピースと言っても良いかもしれません。そのドリップチップはUwellの特許であるASB(Anti Spit Back)システムを備えたRafale-X RDA専用のものです。サイズが違うので基本的に510ドリップチップはRafale-X RDAには使えません。

塗装なのかメッキなのか知りませんがカラー版ということでビルドをする前に超音波洗浄機にかけてみましたがどこかが剥がれたりする様子はなくしっかりとしています。ただ写真では分かりませんがトップからの立ち上がり5mmほどがよく見ると他の部分と比べて色が少し薄く見えます。ムラなのかわざとなのかは分かりません。

 

Rafale-X RDAのドリップチップ 1枚目

Rafale-X RDAのドリップチップを上側から見たところ。仕切り板のように見えるものがASBシステムの肝。

 

Rafale-X RDAのドリップチップ 2枚目

Rafale-X RDAのドリップチップを横から見たところ。

 

Rafale-X RDAのドリップチップ 3枚目

Rafale-X RDAのドリップチップを下側から見たところ。先ほど述べた仕切り板のようなものが捻ってあるのが分かりますでしょうか? 真上 / 真下からはこの捻りのせいで反対側は見えません。このお陰でリキッドが弾けても口腔内に飛び込んで来にくくなっているわけです。余談ながら僕は実物を見るまではストレートな板だとばかり思っておりました。

 

次はスリーブのエアフロー部分を見てみましょう。

Rafale-X RDAのエアフロー 3ホール

Rafale-X RDAのスリーブにはエアフローホールが向き合う形で大小2種類、計4箇所にあります。上の写真は大きい方のエアフローホール。消波ブロックを横から見たような形の3ホールになっています。

下の写真は小さい方のエアフローホールで大きい方の3ホールの内2つが閉じた形です。

Rafale-X RDAのエアフロー シングルホール

Rafale-X RDAのエアフローコントロールのオプションは2つしかありません。セッティングの際は大小どちらかのエアフローホールを使う形になり、ホールの位置はポストの配置に対して垂直に固定されるのがこのRDAの基本形です。

小さい方のエアフローホールはフレーバーを高める方向のセッティングに使用し、大きい方のエアフローホールはクラウドを高める方向のセッティングで使用します。

コイルをエアフローホールの正面付近に配してできるだけ近づけるという手法に忠実になるならば、このRafale-X RDAは基本的にデュアルコイルやクアッドコイルでの運用がメインになります。シングルでの運用もできないわけではありませんが付属の説明書のビルドサンプルでもシングルビルドは取り上げられておらず、シングルでの運用はデザイン上推奨されていない、もしくはUwellの考えるベストビルドではないと捉えて良いと思います。尚、説明書のビルドサンプルについては後述します。

 

では実際にデュアルコイルでビルドをしてみます。

Rafale-X RDA デュアルコイルビルド

24mm径ということもありRafale-X RDAのビルドデッキはスペースに余裕があるので本来ならばクラプトンワイヤー等を大きめに巻いたコイルが適切な気がしますが、余っていたカンタルのプリメイドコイルを使って小さい方のエアフローホールを使う想定で基本に忠実に組んでみました。

 

いきなりですがここで1つクイズです。0.5オームのコイル2つを使ってデュアルコイルビルドで上の写真のように組んだとします。さて抵抗値はいくつになりますでしょうか?

普通でしたらデュアルコイルにしたことで全体の抵抗値は半分の0.25オームとなるわけですけど、Rafale-X RDAの場合はちょっと違います。

 

答え: 1.0オーム

 

実際には誤差程度にブレますがこの形でデュアルに組んでも抵抗値は半分にはならずほぼ倍になります。

秘密はセンターポストのフリをしたニュートラルポスト(ダミーポスト)にあります。実際のポジティブとネガティブは両端にあり、真ん中のポストはデッキから絶縁されています。このニュートラルポストの存在がRafale-X RDAの最大の特徴です。

 

マイクロコイルシングル抵抗値

こちらがビルドで今回使ったプリメイドコイルの抵抗値です。Rafale-X RDAのビルドに合わせて脚を長めにしています。目測で作ったので大体0.9オームと思ってください。

 

マイクロコイルデュアル抵抗値

誤差はありますが半分の抵抗値ではなくほぼ倍の抵抗値になっています。これはニュートラルポストが2つのコイル同士を繋ぎ合わせる働きをしているためです。

 

Rafale-X RDAのポスト間の電気の流れ

ペイントで落書きをしてみました。A型のくせにこういうところはかなり適当です(笑)。このような感じで1本のワイヤー上に2つのコイルがあると考えていただければ良いかと思います。ニュートラルポストを使って2つのコイルを直列にするこのようなデュアルコイルビルドをUwellはSerial Dual Coil(シリアル・デュアル・コイル)ビルドと言っています。

 

Rafale-X RDAの説明書よりビルドサンプル

Rafale-X RDAに付属の説明書にはサンプルビルドとしてSerial Dual CoilとParallel Coil(パラレル・コイル)、Quad Coil(クアッド・コイル)の3つのビルドが掲載されています。

  • Serial Dual Coil ミスト: ★★★☆☆ フレーバー: ★★★★★ 温度: ★★★★☆
    ニュートラルポストを使って2つのコイルを直列に繋げるビルドです。サンプルでは24AWGのニクロム80ワイヤーを2.5mmの芯棒に7巻きして作ったコイルを2個使っています。
    運用は0.9オームで50Wを想定しており電圧は約6.8Vです。上記のように作ったコイル1個の抵抗値はおよそ0.45オームになるはずなので直列だと0.9オームになります。
    説明書に書かれていないので補足しておきますと、このサンプルビルドの場合のアンペア(A)数は約7.5A。一般にVAPE用として推奨されているようなバッテリーであれば問題ないレベルです。
  • Parallel Coil ミスト: ★★★★☆ フレーバー: ★★★★☆ 温度: ★★★☆☆
    ニュートラルポストを使わない2ポストデッキでの一般的なデュアルコイルビルドです。コイルの配置で邪魔であればRafale-X RDAのニュートラルポストは取り外すことが可能です。サンプルでは22AWGのニクロム80ワイヤーを3.0mmの芯棒に6巻きして作ったコイルを2個使っています。
    運用は0.15オームで90Wを想定しており電圧は約3.7Vです。上記のように作ったコイルの1個の抵抗値はおよそ0.3オームになるはずなので従来どおりに抵抗値は半分の0.15オームになります。
    このサンプルビルドの場合のアンペア(A)数は約25A。一般にVAPE用として推奨されているようなバッテリーでも放電性能がかなり高めの高性能なバッテリーが必要となりますので注意してください(シングルの18650バッテリーの場合を想定)。
  • Quad Coil ミスト: ★★★★★ フレーバー: ★★★★☆ 温度: ★★★★☆
    ニュートラルポストを使った4つのコイルを配置するビルドです。サンプルでは23AWGのニクロム80ワイヤーを3.0mmの芯棒に5巻きして作ったコイルを4個使っています。
    運用は0.3オームで90Wを想定しており電圧は約5.25Vです。上記のように作ったコイル1個の抵抗値はおよそ0.3オームですがニュートラルポストを介すことでクアッドで組んでも総抵抗値は0.3オームに抑えられています。
    このサンプルビルドの場合のアンペア(A)数は約17.5A。バッテリーへの要求値は高めですが上のParallel Coilビルドと比べれば少し余裕があります。ただし最低でも20A、できれば25Aの連続放電に耐えられるバッテリーを選んでいただきたいです。

 

さてそろそろ締めることに致しましょう。Uwell Rafale-X RDAはニュートラルポストという存在が他にはない非常にユニークなRDAです。コイルビルドに対してエアフローの自由度が低いのが気になりますがUwellがRafale-X RDAの設計 / テストをする中で最終的に出した答えなのでエアフローホールの形や位置にはちゃんとした理由があるのだろうと考えます。ASBシステムの形状も含めてトータルでミストの流れが最適化されるような仕組みになっているのではないだろうかと思わずにはいられません(今のところ妄想ですけど)。

僕の妄想は兎も角、Rafale-X RDAはビルドでかなり遊べるRDAなのは間違いありません。それに価格もお手頃で入手難易度も低いとなればお勧めしない理由が見つかりません。と言いたいところですけど24mm径は絶対に嫌だという方や超スッカスカのドローじゃないと嫌だという方、逆に重めのMTL(Mouth to Lung)ができなければ嫌だという方には無理にお勧めはいたしません。

でももしRafale-X RDAを購入されたならビルド方法の先入観は捨ててニュートラルポストを使ったビルドを色々と試して欲しいです。まあRafale-X RDAに限った話ではありませんし僕自身試さないといけないことが山程ありますが……。

あと特定のリキッドとRafale-X RDAのビルドとの組み合わせで「これは!」というのが見つかりましたらこっそり教えていただけると嬉しいです。了承いただけたらここで参考ビルドとして紹介させていただきたいと思います。<(_ _)>

Rafale-X RDA + DOVPO TC50

Rafale-X RDA + LAVATUBE3

Uwell Rafale-X RDA