クローンが跋扈する電タバ業界ですが、早くも Segare MOD のクローンが登場しました。
Segare MODは電子タバコショップ “Nexmoke” の店長こと電タバ貴族まっさー氏の若干5歳の御子息が設計・組み立てを行ったという噂のMODで、初登場とともに電子タバコユーザーの間で話題になりました。安全性を徹底的に追求したSegare MODの設計思想に感銘を覚えた電子タバコユーザーも多いことと思いますが、そんなSegare MODにクローンが登場するのは時間の問題であったと言えるでしょう。
Segare MOD クローンはオリジナルと同様の安全性を確保。バッテリーレス構造も踏襲されています。
オリジナルとの違いは安く仕上げるためか部品点数が少なくなっていることと付属のドリップチップのカラーが黒であるということです。
オリジナルのSegare MODを手にとって見た訳ではないのであくまで写真からの感想ですが、クローンのほうがオリジナルと比べてパーツとパーツのクリアランスが目立つ部分がありフィニッシュが甘いと思います。また、オリジナルのSegare MODの肝とも言える愛情がクローンには感じられず、その影響で動作に関してはミスファイアが多発する結果となっています。
あと、アトマイザーのパーツ同士の接合が非常にタイトで、MOD本体からアトマイザーを無理に外そうとしたところアトマイザーベース部分を残してポッキリ折れました。この点は注意が必要かと思います。
そして電子タバコクローンといえばオリジナルにはないバージョンアップを繰り返すことが多々ありますが、このSegare MOD クローンも例外ではありません。既にV2と呼ばれる次期バージョンをスクープしました。
不評であった本体とアトマイザーとの接続部にパーツを追加することでアトマイザー着脱時の破損事故を軽減しているようです。
本体を握ったときの丁度良い位置にファイアリングボタンが追加され操作性が向上しているのが一番の変更点ですが、地味にファイアリングスイッチの下側にスリット状のベントが設けられている点は評価できるのではないでしょうか。
ただし無視できるレベルですが部品点数が増えたために重量は若干増えています。
■まとめ■
Segare MOD クローンは忘れていた子供心を呼び覚ます優れたクローンMODだと思います。何よりパーツ1つ1つに夢と可能性が秘められていることを再認識させられた点は特筆に値します。
最後になりましたがこのようなきっかけを偶然与えてくださった電タバ貴族まっさー氏と御子息にこの場を借りて感謝いたします。
元ネタ:Segare MOD Kit