eVic-VTC miniのOLEDの見た目のカラーを変更してみました。裏技があってOLEDの色を変更するとかではなく、あくまで見た目の色を工作で変えるだけのアナログな手法でございます。
それでは早速いつものようにiPhoneで適当に撮影したやる気の感じられない写真を使いながら粛々と記事を進めていきます。
まずeVic-VTC miniのOLEDの見た目のカラー変更の作業に使った物の一覧を。
- eVic-VTC mini本体
- 透明おりがみ(塩化ビニル)
- メンディングテープ
- プラスドライバー
- ピンセット
- ハサミ
これだけです。結構少ないですね。透明おりがみは100円ショップで購入。
作業はeVic-VTC miniを分解するところから。
上の写真の赤丸で囲った奥にある2箇所のネジをドライバーを使って緩めます。2箇所とも適当に回しました。逆さにしてネジが落ちてこなくても大丈夫。
ネジが緩めば基板の付いたユニットごと引っ張り出します。プラス極あたりとマイナス極あたりに指を引っ掛けるなどして平行に引いてやれば簡単にスライドして外れます。プラス極側にはスプリングがあるので飛ばさないように注意。
ユニットを引っ張り出すと上の写真のような小さなパーツがボトボトと落ちてくるかもしれません。左から順にファイアリングボタン、調整ボタン、スプリング、スプリングの抑え蓋です。ニュアンスは伝わると思うので呼び方はいつものように適当。
これらのパーツは組み立て直す時まで作業中に無くさないように灰皿のようなものにでも入れておきましょう。
さて肝心のeVic-VTC miniのOLEDの見た目のカラーを変更するための仕掛けです。今回は黄色っぽいカラーを選択してみました。OLED用の窓のところの黄色っぽいのがフィルムで、これはケースの裏から透明おりがみを適当な大きさに切って貼り付けているだけです。分かりにくいかもしれませんがメンディングテープで片側を1箇所だけ留めています。フィルムを貼る際はピンセットを使ってやると楽だと思います。
僕はフィルムの固定にメンディングテープを使っていますが、海外の動画を見ていると紫外線で硬化する接着剤を使っている人もいましたね。
OLEDの色を変える仕掛けはできたのであとはユニットをケースに戻すだけです。
ユニットをケースに戻す際はスプリングとスプリングの抑え蓋は上の写真のように組んで少し押さえてやりながらケースに戻します。先にファイアリングボタンと調整ボタンを定位置に戻してやるのを忘れてはいけません。ここでもピンセットを使って調整ボタンを定位置に置いてやると楽でした。
作業完了。左側のeVic-VTC miniのほうがOLEDが少し黄色っぽくなっているのが分かりますでしょうか? このあと調子に乗って白のeVic-VTC miniのOLEDの色も変えてみました。
簡単にではありますが以上がeVic-VTC miniのOLEDの見た目のカラー変更作業の一部(始終)です。手先が器用でない僕でも手順が分かってしまえばものの10分程度の作業でした。但し分解には何の保証もありませんので自己責任になります。
今回はフィルムに透明おりがみ(塩化ビニル)を使いましたがなるべく透明度の高い素材を使うと幸せになれそうです。ご興味があれば色々試してみてください。